「おおっ!!これはまさか、つぼみか!?」
「なになに?何をそんなに騒いでるの?」
「いやね、数年前に買った『サクララン』の花が咲きそうなんだよ。今まで一度も咲いたことなかったのに。」
「サクラランってことは蘭の一種なの?」
「いや、蘭とは関係ない観葉植物だよ。しかし、驚きなのはその生命力だね。はっきり言って僕は年に数回しか水をやらないし、肥料なんてもってのほか。さらに、冬場でも窓際におきっぱなしという無茶苦茶な環境で育ててるわけだけど……」
「それはもう育ててるとは言えないわね……サクラランがかわいそう……」
「まあそんないつ枯れてもおかしくない状態にもかかわらず、サボテン並みの生命力で生き残り、今年は花まで咲かせようっていうんだから、ホントすごいよね。相手は植物だけど、本気で尊敬するよ。」
「バクスイでも育てられるサクララン。普通の人なら毎年花を咲かせてあげられるでしょうから、観葉植物を探している人は是非検討してみてくださいね。それじゃ、また明日〜(⌒∇⌒)ノフリフリ」
「おいおい……前回災害に気をつけてって話したと思ったら、すぐに地震だよ……」
「新潟の中越沖地震のことですね。」
「そうそう。さいわい僕の実家は大丈夫だったらしいけど、めちゃくちゃ揺れたって言ってたな。しっかしここ数年、新潟は災害に狙い撃ちにされてるみたいだな……」
「このままでは住みたくない県のナンバーワンになってしまうかもしれませんわね。」
「既になってる可能性もあるけどね。とにかく、地震ってやつはホント怖いね。僕が家を建てる時は、地下にシェルターを作って、あと自家発電機能もつけて、それからそれから……」
「バクスイ様の貯金ではマンションの1室ですら買えないと思いますが?」
「おうっ……きついこと言うなあ……」
「みなさんはそのような妄想をするよりも、しっかりと避難するための準備をしておくと良いかと存じます。それでは、また明日お会い致したく存じますo(_ _)oペコッ♪」
「いや〜何やら台風が来てるらしいね。」
「かなり大型らしいわね。沖縄は大変だったみたいよ。」
「う〜ん……台風のせいかな。今日の空はなんか不気味な色してたんだよな……黒と緑を混ぜたような……」
「何か天変地異でも起こりそうな色ね。」
「そうそう。で、何か変わったこと起こりそうだなと思ってたら、昼に行ったラーメン屋が危うく火事になるとこだったよ。どうも香ばしいにおいがするなと思ってカウンターの中みたら、店の人が誰もいなかったのさ。しばらくして店の中がうっすら白くなってきたところで店の人が気付いたらしく、あわてて水かけてたけど、その瞬間火柱がぶわってあがってさ。油でも使ってたのかな……」
「へぇ〜。それは危なかったわね。」
「みなさんも、地震、雷、火事、おやじには十分気をつけてくださいね。」
「あんた、それじゃあ、最初の台風の話につながってないじゃない……まあ、とにかく、いろいろ気をつけましょうということで……それじゃ、また明日〜(⌒∇⌒)ノフリフリ」
「今日、バクスイが、ひとなつっこいネコに、出会ったぁ〜。」
「それはひょっとして、下條アトムさん風に言ってらっしゃるのですか?」
「おお、よくわかったね。さすが僕のパートナー。」
「それはもう。はっきりと申し上げれば、同一人ぶ……」
「そ、それは言ってはならん!!たとえわかりきっていることであっても、言ってはならんのじゃ〜!!」
「はあ……それはそうと、ネコがどうしたのですか?」
「いやね。今日うちの近くでネコを見かけたんだけど、それがまたひとなつっこいネコでさ〜。首輪してる飼い猫だから、多少ひとなつっこくても不思議じゃないけど、とにかく人間を見るとすりよってくるんだよね。」
「それは、かわいいですわね。生まれた時から人と暮らしているのかもしれませんね。」
「そうだな〜。しかし、あんなに警戒することなくスリスリしてくるネコははじめて見たな〜。僕はいままでペット飼ったことないけど、ちょっと飼いたくなっちゃったもんな。」
「へぇ〜。バクスイ様はペット飼ったことないのですね。」
「まあ魚類やら昆虫やらは飼ったことあるけどね。哺乳類はないな〜。」
「そうですか。それでは、また明日お会い致したく存じますo(_ _)oペコッ♪」
「ふう……」
「あれ、どうしたの?今日はいつもと違って暗いトーンで始まったわね。」
「いやね。祖母がなくなったからさ、葬式に出てきたんだ。」
「えっ!?そうなの?それはまた、ご愁傷様です……」
「まあ、なんだかんだで10年近く会ってない状態で他界しちゃったからな……顔ぐらい見せられれば良かったんだけど、そのへんは申し訳ない気持ちでいっぱいだね。」
「そう……」
「ただ、ずいぶん会ってなかったから、それほど悲しみは大きくなかったりするんだよね。」
「ホントに?冷たいわね……」
「自分でもさすがに冷血人間だと思うよ。ホント。死に顔を見た時はさすがにぐっときたけどさ。でも、綺麗な顔してたな。記憶にある祖母の顔そのままで、ホントにただ眠ってるだけに見えたよ。」
「生と死は紙一重か……こんなこと聞くのもなんだけど、死因はなんなの?」
「心臓らしいね。もともと心臓は弱くて手術したこともあったって。」
「そうなの……みなさんはバクスイみたいに後悔しないよう、家族と多くの時間をすごしてくださいね。」
「それじゃあ、今日は祖母の冥福を祈りつつ、締めたいと思います。できの悪い孫の祈りで申し訳ありませんが、どうか安らかにお眠りください。」
「アナウンサーすげえ……」
「『Qさま』をご覧になっていたのですね。」
「そう。いや〜『柳葉魚(シシャモ)』なんて絶対読めないって。だいたいこんなのさ、アナウンサーの読む原稿だって、漢字でなんか書いてないだろうに……」
「どこで覚えるのでしょうね。」
「まあ使う場面もないだろうから別にいいんだけどさ。」
「それを言ってしまっては……」
「でも、クイズ番組は結構タメになるよね。記憶の片隅にあるものを思い出す作業は、頭の体操になるからな。」
「老化防止というわけですね。」
「おおう……言うようになったな……でも、ヘキサゴンとか見ててもさ、バカにされてる芸能人けっこう多いけど、僕もわからない問題多かったりするんだよね……」
「バクスイ様はたくさんクイズ番組をご覧になった方がよろしいかもしれませんわね。それでは、また明日お会い致したく存じますo(_ _)oペコッ♪」
「サイト5周年を目前にして思うんだけどさ、今個人の運営してるホームページってどれくらいあるんだろうね。」
「どうしたのよ、急に?」
「いやね、最近はブログやらSNSやら便利なもんができてるわけじゃん?日記書くくらいなら、そういうの使った方がよっぽど楽でしょ。」
「まあそれはそうよね。ホームページ作るには、スペース確保して、自分でデザイン考えて、ツールを使わなければタグまで覚えなきゃいけない。改めて考えてみると、かなり面倒な作業よね。」
「そうそう。そうやって苦労した割には人は集まらないし、だいたいホームページに載せることなんてロクになかったりするんだよね。」
「確かに。そう考えてみると新しくホームページを作ろうって人は、相当少ないかもしれないわね。」
「同時にそれは、僕のホームページに来てくれるような奇特な人も減るわけで……」
「なるほどね。でも、おもしろいコンテンツさえ用意すれば、人は集まるでしょ。」
「そうだな……5年前の情熱を思い出して、何か考えるかな……」
「まあ日記さぼりまくってるようじゃ、期待薄だけどね。それじゃ、また明日〜(⌒∇⌒)ノフリフリ」