「最近どうもリアリティのない夢をよく見るな……」
「何?また夢?」
「ああ。今度は母親と一緒に草原みたいなとこで寝転がってるんだけど、そこに何かが飛んでくるんだ。で、母は『スズメかなんかじゃないの』っていうんだけど、僕は否定するんだ。『あれはアヒルだって』。」
「え?アヒルって飛べたっけ?」
「いや飛べないと思うけど、夢の中じゃ飛んでたんだ。で、僕が腕を伸ばすと、そこにバサバサバサって降りてくるんだ。」
「アヒルが腕に止まるって……もうめちゃくちゃね。」
「で、最高におかしいのが、そのアヒルの胴体にひらがなで、『あひる』って書いてあったんだ。それを見て僕が『ほらやっぱりアヒルだ』って言う夢。」
「つっこみどころが満載で、どこにつっこんでいいのかわからないわね。」
「まあ怖い夢じゃないだけいいけどさ。」
「ファンタジーあふれる夢は何を意味してるのかしらね。それじゃ、また明日〜(⌒∇⌒)ノフリフリ」