「最近『DEATH NOTE』って漫画を読んだんだけど、めちゃくちゃおもしろいね。」
「ああ、ジャンプで連載されてるやつ？」
「そう。基本は死神が落としたデス・ノートに殺したい人間の名前を書くとその人間が死ぬってことなんだけど、それを手に入れた主人公が犯罪のない世界を創造し、自らが神になろうとするんだよね。」
「へぇ〜。で、どこが一番おもしろいの？」
「主人公は犯罪者をデス・ノートで殺していくことで、この世から犯罪者をなくすとともに、新たに犯罪を犯そうとする人を止めようと考えるわけ。犯罪を犯す＝死だったら、そう簡単に悪いことはできなくなるでしょ。でも、主人公のやっていることは結局大量殺人だとする対抗勢力が出てきて、頭脳戦をくりひろげるんだけど、それが実にいいね。」
「ふ〜ん。」
「相手の行動を先読みして、お互いなんとか追い詰めようとするんだけど、綱渡り的に切り抜けていったりして。とにかくこの漫画の世界はひじょうに論理的に描かれてる。例えるなら将棋をやってる２人の頭の中を含めてのぞいてるみたいなかな。」
「う〜ん、わかったような、わからないような……とにかく結構ややこしい漫画なのね。」
「確かにものすごく字の多い漫画だよね。頭の中を整理しながら読んでいかないとわけわかんなくなりそう。１冊読むのに普通の漫画の倍以上かかるんじゃないかな。」
「ふえ〜なんかあんまり軽い気持ちで読めそうにない漫画ね。まあみなさんも機会があったら読んでみてくださいね。それじゃ、また明日〜(⌒∇⌒)ノフリフリ」