バキッ!!
「ぐはっ……」
「なんで殴られたかわかるわね。」
「はい……」
「じゃあそこに正座。」
「はい……」
「これだけ日記をさぼってたのには、何か理由があるんでしょうね。」
「言い訳は男らしくない……」
バキッ!!
「お客様方に説明は必要でしょうが!!」
「は、はい。え〜とですね、実は実家のパソコンが壊れまして……」
「あんたには直接関係ないじゃないの。」
「そうなんですけど、そこで悪魔の囁きが聞こえまして……」
「わかるように説明しなさい。」
「つまり、ネットくらいしかつかわない家の親には、僕の古くなったパソコンで十分じゃないかな〜なんて。」
「ってことは、まさかあんたのパソコンを親に売ったってこと?」
「まあそういうわけでして。」
「はぁ〜悪魔ね。」
「いやいやこれが合理的ってもんでゲスよ、お代官様。」
バキッ!!
「誰がお代官よ。」
「さらにこれを機にかねてからやりたかった『自作』に手を出してしまったというわけでゲス。」
「なんかしゃべり方が弱っちい悪者みたいだけど……まあとにかくパソコンを自作するための勉強で忙しかったと、こういうわけ?」
「おっしゃるとおりで。」
「で、完成したの?」
「それが注文はしたんでゲスが、モニタだけがいまだ届かないという体たらくでして……」
「でも注文したってことはひとおおり勉強は終わったんでしょ?」
「はい。これからは今までどおり日記も更新できるかと。」
「というわけらしいので、どうか多めにみてやってください。それじゃ、また明日〜(⌒∇⌒)ノフリフリ」