「負けちゃったか……」
「2対3か……無念よね。」
「しかし、なんでだろう。今回の試合を見てたらイライラしたんだよね。」
「ずっとリードされてたから?」
「まあそれもあるかもしれないけど、一番は監督の采配かな。」
「あれ、こないだ褒めてなかったっけ?」
「いや、相変わらず相手にあわせる采配は見事だと思う。でも、スタメンがどう考えてもおかしいんだよね。」
「というと?」
「スタメンというよりはゲームプランっていったほうがいいかもしれないな。今回の場合、山本監督の考えとしては、前回サイドがボロボロだったから、4バックにしたと思うんだ。まあわからなくもないけど、このチームは良くも悪くもオフェンス中心のチームだと思うんだ。それに3トップの形がすごくしっくりくる。だったら最初から3−4−3でいくべきじゃないか?」
「相手にあわせるべきじゃないってこと?」
「そう。相手にあわせるより、スタメンはこっちのベストの形でいくべきだと思うんだよね。そうじゃないと今回みたいに早い段階でカードをきらなきゃならなくなる。で、結局また後手後手。もちろんイタリアは強かった。最初のバイシクルなんかも止めようがないのはわかるけど、その前にイタリアはディフェンスサッカーなんだから、相手にボールをもたせないくらいの勢いで攻め立てるべきだったと思う。」
「後半みたいに?」
「そう。結果から見れば最後に1点とったし、後半はイタリアのシュートは0なんだよね。」
「なんにしても、これで予選敗退が決定か……」
「僕のオリンピックは終了したよ。他の競技はほとんど興味ないからね。まあ一応ガーナ戦も見るけど。」
「そう。それは残念ね。それじゃ、また明日〜(⌒∇⌒)ノフリフリ」