「いやいやいや、すごい試合だったよ、フランス対イングランド。夜中起きて見たかいがあったってもんだ。」
「あれ、3時半とかからやってたやつでしょ?よく起きられたわね。」
「めちゃめちゃ見たい試合だったからね。それにしてもホントすごかった。まずベッカムのフリーキックからランパードのヘッド。」
「まさにピンポイントだったわよね。」
「イングランドのボールまわしもさすがって感じだったけど、やっぱりフランスが終始おしてる感じだった。少ないチャンスをイングランドがしっかり生かしたよね。」
「でも、次の決定的チャンスもイングランドだったじゃない?」
「あのルーニーの単独突破ね。3人DFを連れてムチャだと思ったけど、相当スピードあるよね。DFもペナルティエリアなのにおもわず倒したって感じだった。」
「あのPKが決まっていれば違った結末だったでしょうね。」
「確かにベッカムがあのPKを決めていたら試合は決まってただろうね。逆にそれがわかっていたから、ベッカムも相当のプレッシャーを感じてたと思うよ。」
「でもジダンはそんなプレッシャーをものともせず、見事にフリーキック、PKともに決めたじゃない。」
「そこがジダンのすごいとこだよね。最後のほうはもう眠くて寝ちゃおうかと思ったんだけど、見ててよかったよ。どっちもサイドネットにつきささる絶妙なシュートだった。キーパーはまったく反応できてなかったもんね。」
「最後イングランドはちょっと気をぬいちゃったかしらね。」
「まあ最後もそうだけど、僕は監督からして守りに入ったのが良くなかったと思うよ。常に相手ゴールを脅かす姿勢をつくっておかないと楽に攻められちゃうからね。攻めるより守る方が精神的にきついし。」
「まさにフランスにしてみれば奇跡、イングランドにしてみれば悪夢としかいいようのない試合だったわね。それじゃ、また明日〜(⌒∇⌒)ノフリフリ」