「また判定か……」
「亀田興毅とランダエタの試合？」
「そう。僕はニュースでダイジェスト版見ただけだけど、なんだかな〜。」
「判定とはいえ、大差で勝ったんだからいいんじゃないの？」
「まあ、いいと言えばいいのかもしれないけど、僕は気にいらないんだよね。わざわざ再戦したのは、こないだの微妙な判定のせいじゃん？自分の方が強いことを証明するならＫＯしに行かなきゃいけないはずなのに、とった戦法がアウトボクシング？これじゃあ、めちゃくちゃじゃない？」
「まあそうかもしれないけど……」
「あんまりメディアでは批判されてなかったけど、僕は言ってやりたい。びびってたんちゃうの？と。なにが浪速乃闘拳だと。あんなハエも殺せないような軽いパンチで、人が倒せるのかと。」
「あんたにそんなこと言われたくないでしょうけどね。きっとものすごい恐怖と戦ってるのよ。」
「そうだろうけど、あれだけ大口たたく以上、それなりのパフォーマンスを見せてほしいと思ってね。」
「あんたファンに殺されないように気をつけなさいよ……それじゃ、また明日〜(⌒∇⌒)ノフリフリ」