「おお〜ジャパンカップの枠順決まったか〜。」
「ディープインパクトは6枠6番みたいね。」
「今回は少頭数だから、どこでもそんなに変わらないだろうけど、まあいい枠なんじゃない。」
「ふ〜ん。やっぱりディープインパクトの優勝かしら?」
「僕としては、不安要素はけっこう多いと思うんだよね。」
「へぇ〜どんな?」
「1つは今年で引退が決まってること。」
「それがどう関係するの?」
「来年からは種牡馬として活躍することが決まっていて、51億円という高額でシンジケートが組まれることになってるのさ。まあシンジケートってのは種付け権に関することなんだけど……」
「難しいことはいいわ。要するにどういうことなの?」
「簡単に言ってしまえば、ディープインパクトは引退後は『金のなる木』になるってこと。だからこそ、怪我とかさせたら一大事ってわけ。」
「なるほど。ってことは、ジョッキーもあんまりムチャな騎乗はできないってことね。」
「そういうこと。だから、たぶんディープは外外を通って、万が一にも他の馬と接触したりしないように走ると思う。つまり、他の馬より多少長い距離を走ることになるってこと。」
「へぇ〜そうなんだ。」
「まあ今回少頭数になったから、それほどの不利にはならないと思うけど、相手がかなりそろってるからね。」
「ハーツクライとか?」
「そう。他にも強い馬がそろってるからね。まあとにかくジャパンカップはおもしろいレースになりそうってことで、今からすごく楽しみだよ。」
「ってことは、馬券はずす可能性が高いってことね。ご愁傷様。それじゃ、また明日〜(⌒∇⌒)ノフリフリ」