「現在うちに居候が来ております。ご紹介しましょう。ハムスターのクヌギちゃんです。」
「こんばんはぁ。クヌギですぅ。」
「出合ったその日にいきなり僕の指を噛んでくれましたよね。」
「あれはぁ〜ほんのあいさつですよぅ。」
「さらに夜中に回し車回しまくって安眠妨害をしてくれましたよね?」
「だってあたし夜行性だしぃ〜、って、いつまでやらすねん!!」
「途中で投げ出すなよ、メリル〜。」
「いつまでもナヨナヨしたしゃべりしてらんないのよ!!で、この子いつまでいるの?」
「おっ、ヤキモチ?」
バキッ!!
「んなわけないでしょ。」
「え〜と1週間弱ってところかな。ご主人様がちょっと旅行に行ってる間預かってくれってことだから。」
「ふ〜ん。でも結構かわいいわね。」
「ほとんど食っちゃ寝だけどね。」
「じゃあ、あんたと同じじゃない。」
「うっ……」
「ハムスターは孤独を好むっていうし、あんたと気があうんじゃない?餌やり忘れないようにね。それじゃ、また明日〜(⌒∇⌒)ノフリフリ」