コラム(雑記)

ここではあるテーマについて、僕が感じたこと、考えたことなどをのせようと思います。

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  1. 東野圭吾著「秘密」
  2. 藤本美貴握手会
  3. 東京モーターサロン
  4. 松浦亜弥ミュージカル
  5. 『青の炎』試写会

東野圭吾著「秘密」

僕が東野圭吾さんの作品が好きなのは、プロフィールを見てもらえればわかると思うんですけど、この「秘密」は僕の中で別格的存在になりました。
小説を読んで、これほどまでに『せつない』気持ちになったのは初めてです。
まさに『息苦しいほどのせつなさ』を僕は感じました。
その証拠に読み終えたとき、喉の奥から思わず「ガッ…」という声がでました。
たぶんどのくらいかわかりませんが、息をしてなかったのだと思います。
読んでいる最中も読み終えた後も全身がせつなさでいっぱいになっているような気がしました。

また東野さん特有のしかけもしてあって、ホントに最後の最後まで楽しませてくれます。
あらすじはというと…

妻直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な”秘密”の生活が始まった。(文庫本背表紙より)

というものです。
ただ、娘の体に妻の意識が宿った…たったそれだけで、人はこんなにも苦悩し、こんなにもせつない日々を送らなければならなくなるのかと深く考えさせられるストーリーです。

普通の小説に飽き足らなくなった人は是非読んでみてください。(文春文庫590円)
僕は、「あなたの一番好きな本はなんですか?」と尋ねられたら迷うことなく東野圭吾の「秘密」と答えます。


藤本美貴握手会

「はい、これ。」

そう言ってわたされたのは1枚のCDだった。

「え?」

「こないだ言ってたミキティの新曲。」

「ってことは……」

「握手会、一緒にいこうね。」

なに〜!!
本気だったのか!?



そう、それは少し前のことである。

「ミキティの新曲を予約すると、握手会に参加できるんだってさ。一緒にいかない?」

ミキティとは今売り出し中のアイドル、藤本美貴のことである。
そして僕を誘っているこの方は、あややこと松浦亜弥好きのA先輩である。

「え〜CD買わなきゃなんでしょ。」

「じゃあCDはオレが買ってやるからさ。」

「か、考えときます……」

何を隠そうA先輩、あまりお金持ちではない。
何に使っているのか、月末になるといつもお金がないと騒いでいるような人だ。
そんな人がわざわざ僕にCDを買い与えるようなことはしないだろう、そう思って高をくくっていたのだが……
まさかホントに買ってくるとは……
CDまで買ってきてもらったからには、さすがの僕でも断れなかった。



当日の朝、僕はA先輩のメールで目が覚めた。
急いで用意し、待ち合わせ場所に向かったが、A先輩はまだきていなかった。

『あと10分待って』

そんなメールが僕に届いた。
後で聞くと髪をセットするのに時間がかかっていたそうだ。
何千人もいるんだから見てないですよ、と僕が言うと、『どんな場所でも気をぬくな』ってあややも言ってるだろ、と松浦亜弥の歌の1フレーズで見事に返されてしまった。
ただし、A先輩の名誉のために言っておくが、A先輩のルックスはかなりかっこいい部類に入る。
さらにテニスなんぞをしているスポーツマンであったりもするし、面倒見も良い。
というわけで、アイドル好きという点を除きさえすれば、もてる要素は満載である。

まあそれはいいとして、僕の希望で馬券を購入してから、握手会の会場である「よみうりランド」へ向かった。
ここだけは譲れないのだ。

まあそんなことはどうでもいいのだが、京王線京王よみうりランド駅を降り、ゴンドラにのった。
8人のりなのだが、僕らの前の方々はいかにもという感じの方々ばかりで、うわっ、きつい空間になりそうだな……と思っていたのだが、僕らの組はカップルや親子連れの人たちと一緒だったので、ほっとした。

馬券を買ったりしたせいで、到着が遅れ、僕たちが着いた時にはかなりの数の人が並んでいた。
そして、ここからは立見です!!と案内係の人が叫んでいた。

とにかく入場すると、開演までまだ時間があるので、ご飯を食べようということになった。
休日の遊園地ということで、もちろん普通にレジャーを楽しみにきている人たちも大勢いて、どこも列をなしていた。
並んでいる時に暇だったので、周りの人たちを観察することにした。

中でもひときわ目をひいたのが、携帯型テレビをもっている結構な歳のおじさんだった。
そのおじさんは何故かちょこちょこと動き回っていた。
最初は電波のいいところを探しているのかと思ったのだが、どうも様子がおかしい。
わざわざ人がいる所へ移動しているように見える。
そして、ある程度距離がつまったとき、おじさんのつぶやきが聞こえた。
「えへへ、ミキティでてる、ミキティ……」
どうやら、一緒にミキティを見て、ハアハア言ってくれる人を探していたらしい。
ことごとく無視されていたが……

とにかく値段のわりにものすごく量の少ない昼ごはんを食べた後、特にやることもなかったA先輩と僕は少し早めに会場へむかった。
その途中、垣根のむこうからミキティの歌声が聞こえてきた。
会場前によく音あわせやリハーサルをやるらしい。
とにかく、その歌声が聞こえた瞬間……
ガサガサ!!
そこらへんにいた人たち数人がものすごい勢いで垣根に突っ込んでいった。
その勢いたるやすさまじいものがあった。
僕は唖然としてその光景を見つめ、こいつらやばすぎですよね、と隣にいたA先輩に話しかけようとしたが、そこにはA先輩の姿はなかった。
まさか……
そう、気付くとA先輩もその仲間に加わっていた。
A先輩……(泣)
のちに判明するのだが、この時の歌声はCDを流していただけだったらしい……

そんなこんなで結構待たされた後、ようやく会場入りすることができた。
僕らは立見席なので、ほぼステージ正面に陣取った。

ミキティが出てくる前からいろいろと叫んでいる人たちもいたが、ミキティが出てくると会場は一気にヒートアップした。
握手会の前にミニライブがあったのだが、デビュー以来のシングル4曲全てを歌い、みんな満足そうだった。
歌にあわせていろいろな振りがあるようだったが、僕はさすがに手拍子をするので精一杯だった。
また、軽いトークもあったのだが、ミキティの好きな男性のタイプみたいな話になった時、僕らの近くで「オレ〜!!」とか叫んでいるヤツもいた。
僕は苦笑するしかなかった。

そうこうしている間にミニライブも終わり、握手会へと移行した。
「ポケットから手をだしておいてください!!」、「握手以外の行為は禁止です!!」などの呼びかけからもわかるように厳重な警備のもとで、握手はサクサクと進んでいった。
なにせ、握手が終わるとすぐ、係の人が半ば無理やり先に進めるのである。
これでサクサク進まないはずはない。
しかし、この握手会に来た人数は、なんと8000人!!
僕らは遅く行ったので、握手するのは7000番目くらいだったのではないだろうか。
それまでの待ち時間の長いこと長いこと。
日が照っている間はまだ良かったが、日が落ちてくると、ものすごい寒さが僕らを襲ってきた。

特にやることもなく本気で震えること約2時間。
ようやく僕らの番が回ってきた。
そして握手、その間およそ1秒……

ミキティの手は普通の女の子と同じように、ちっちゃくて、あったかい手だった。
でも、僕が一番感じたのは力強さだった。
たかだか17歳の、こんなちっちゃな手をした女の子が一生懸命仕事をしている。
8000人もの人に笑顔を絶やすことなくずっと握手し続けるというのは、僕が寒い中2時間待っていることよりずっと大変なことだと思う。
高校に通いながら、歌を歌って、テレビに出て、おまけにこんな握手会までやる。
そんなふうにがんばっているからこそ、こんなちっちゃな女の子から力強さを感じることができたのだと思う。
僕もがんばらなきゃ!!
素直にそう思った。

そんなふうに思えたので、僕はこの握手会に行って良かったと思う。
そして、A先輩には感謝している。
しばらくの間は、つらくなった時、怠けそうになった時、ミキティと握手をした右手を見ることになりそうだ。


東京モーターサロン

僕は今回初めて、いわば車の展示会のようなものに行った。
多分誘われなければ一生行くことはなかったと思う。
そういった意味ではいい経験だったかもしれない。
何せ今年の僕の抱負は『挑戦』だったので、1月から破るわけにはいかなかったのだ。
そして今回わかったのは、モーターサロンに行って楽しめる人は以下の3タイプの人だということだ。

  1. 純粋に車が好きな人
  2. 純粋にコンパニオンガールを見るのが好きな人
  3. カメラ小僧

これらに当てはまらない人は誘われても行くべきではないだろう。
え?当たり前だって?(笑)

しかし、純粋な車好きというのはあまりいなかったように思う。
コンパニオンガールが側にいない車の近辺にはほとんど人がいないのだ。
しかも客は正直なもので、かわいい女の子、あるいは露出度の高い女の子のいるところにばかり集まっていた。
そうすると必然的に客がよってこない女の子もいるわけで……
シビアな世界である。
それにしても驚いたのは、コンパニオンガールとの距離が相当近いことだ。
カメラを使い慣れていないせいもあるだろうが、最初はホントに照れた。
そして、その距離だと化粧の厚さも……
いやいや、かわいかったですけど。

ただ、今回長時間デジカメを使ってみて、カメラっておもしろいなということに気がついた。
カメラ初心者の僕は、ブレないように撮れたというだけで結構うれしかった。
こういうところなら被写体に困ることがないので、カメラの腕をあげようと思っている人には最適なのかもしれない。
あとでどれだけうまく撮れたか見せ合うのも楽しいだろう。
デジカメがとぶように売れているのもわかる気がした。
僕もほしくなった。

もし、僕がもう一度行くとしたら、純粋に車を見にいくのではなく、単に写真のできを競うためだけだろうと思った。


松浦亜弥ミュージカル

題名からもわかるように、これはあやや命のA先輩に連れられていったお話第2弾である。

それは2002年も終わろうとしていたころ……
A先輩は僕に松浦亜弥主演ミュージカル『草原の人』のチケットがとれたことを告げた。
しかも2枚……
これはひょっとしたら……

「一緒に行かない?」

やっぱり……

A先輩の話によると前日2時間ほどしか寝ていないのにもかかわらず、朝もはよからチケットをとるために並びに行ったらしい。
しかも海の近くで潮風が強く、マジで凍死しそうになったと言っていた。
しかし、それでも最終公演のチケットはとれなかったということで、次の日また並びに行こうとするA先輩の根性には頭が下がる思いである。
なんとか思いとどまったらしいが……

しかし、あらかじめチケットをとるという話を聞いていた僕は、今回は誘われたら行ってもいいかなと思っていた。
ライブのノリにはついていけないが、ミュージカルならば座って見ていられる。
僕は今までミュージカルというものを見たことがなかったので、こんな時でもなければ見る機会はないかなと思い、すんなりとOKした。
しかし、僕は後で聞かされた。
ミュージカルの後に松浦亜弥のミニライブがあることを……
うそ〜ん!!

で、ミュージカル当日。
連日春を思わせるような陽気が続いていたが、この日は何故かピンポイントで雨。
半ばやけっぱちでテンションをあげていった。

A先輩が寄るところがあるというので、すぐさま会場である銀座ではなく、町屋というところに向かった。
僕はもともと地理に疎いこともあり、『町屋』に寄っていくというA先輩の言葉から、銀座の近くなんだろうなと思っていたのだが……
全然方向違うじゃん!!
しかも『メロン記念日』のコンサートチケットの引き換えに行っただけだし。
さらに藤本美貴のコンサートにも行きたいとか言ってるし……
先輩……お金ないんじゃ……
ちなみに僕は行きませんよ(笑)
すでに被害者はTくんに決定してるみたいだし。
ここで

<Tくんと僕の会話>
僕 :「A先輩とメロン記念日のコンサート行くんだって?良かったじゃん。」
Tくん:「いやいや、行きたくないんだけどさ〜。」
僕 :「ホントに?」
Tくん:「う〜ん、5分5分かな。」
僕 :「5分5分かい!!」

Tくんはなんだかんだ言いながら、まんざらでもないようなので、めでたし、めでたしと。

話をもとにもどして……
現地集合にしたほうが良かったかな……
ふと僕の胸をそんな想いがよぎった。

鉄道ヲタなら泣いて喜びそうなくらい電車を乗り継いで、到着した時には雨に雪が混じっていた。
さむっ!!
僕らは震えながら近くの店に入った。
体が冷えていたせいか、ここで飲んだココアは非常に美味だった。
僕はここで、トイレに行ったのだが、あいにくと狭い店で小さなトイレしかなく、しかも使用中だった。
ここのトイレは男女兼用らしく、男マークと女マークの両方が描いてあった。
このことが後に悲劇を呼ぶことになるのだが……

何はともあれ、開演まであまり時間がなかったので、さっさと店を出て会場へと向かった。
なかなか品のいいところで、ヲタの集いで使われるべき場所ではないなと思った。

A先輩が松浦亜弥グッズを買うのを待ち、席についた。
それほど大きなところではなく、とても雰囲気のいい劇場だった。
客層は微妙でもちろんヲタっぽい男が多かったが、女性も結構いたし、どこからとは言わないが光を放っていらっしゃるおじさまも数人見かけた。
そのおじさま方がライブの時にノリノリで踊っていたかどうかは定かではない。
それはともかく、開演前に交代でトイレに行くことにして、まず僕が席を立った。

ここで僕はDEADとなる……と、とある番組のセリフを借りて言いたいくらいだ。
というのも何を血迷ったか、僕は『女性用のトイレ』に入ってしまったのである。
しかも全く疑いもせずに小用をたした。
そして、ドアを開けた時、めっちゃ怪訝そうに僕を見た女の子がいたが、僕は全く動じなかった。
何故なら、まだこの段階でもここは『男女兼用』だと思っていたからだ。
そして、『男の後に入るのはやっぱ嫌だろうな〜』などと見当違いのことを考えながら手を洗っていた。
その時ようやく、『まさか女性用のトイレじゃないよな』と考えるに至った。
しかし、慌てたそぶりを見せるのもまずいと思い、とりあえずすました顔でトイレを出た。

僕の後に入った女の子、ゴメン!!
僕が間違ってるのにいかにも自分が正しいみたいな顔しちゃって。
男の後じゃ嫌だっただろうけど、あくまで小だから勘弁して。
男は小の場合座らないし。
とにかくこの場を借りて謝りたいと思う。
しかし、その女の子はどう思ったんだろう?
その時のキミ!!
これを読んでいたら是非掲示板にでも思ったことを書いていってほしい(笑)

いや、明らかに僕がバカなのだが、少しいいわけをさせてほしい。
僕が間違えたのにはいくつか理由があるのだ。
そう、伏線として、先ほどココアを飲んだ店、あれがいけない。
あそこが男女兼用だったということで、銀座あたりは土地が高くてスペースがとれないから男女兼用のトイレなんて普通なのかなと思ってしまった。
そしてトイレ上部のプレート、あの絵が非常に微妙だったのだ。
いや、僕には微妙に見えたと言ったほうがいいかもしれない。
男にも女にも見えるような中途半端な形をしていたうえ、照明の加減のせいか、色も紫色っぽい感じだった。
そして、何より連続して女性用トイレを2つ並べるな〜!!
両方ともその微妙なプレートだったせいで、なおさらわかりづらくなっていた。
しかし、じゃあ男性用のトイレはどこに……
逆の通路かよ!!
しかもこっちも2つ並んでるし!!
もっと考えて作れ〜!!
他にもいくつか細かい原因があるのだが、トイレ話がメインではないのでここらでやめておこう。
まあ、これで普段、僕がいかにぼーっと歩いているか、おわかりいただけたと思う。

そんなこんなで席に戻った僕と交代でA先輩が席をたった。
そこで僕がぼーっとそのトイレのことなどを考えていたら、
「傘はここにさすんですよ。」
と僕の隣の隣の人が教えてくれた。
その時は『気のいいヲタもいるもんだ』と思い、僕の中で松浦亜弥ファンの好感度がちょっとあがった。
しかし、僕の隣に人がいなかったとはいえ、隣の隣の人がわざわざ言うことではないような気も……
まあA先輩の傘と自分の傘を抱えてぼーっとしていたのを見るに見かねて言ったということにしておこう。

で、いよいよミュージカルが始まったのだが、なかなかおもしろかった。
実にシンプルな内容だったが、それがわかりやすくて結構感動できた。
ぶっちゃけた話、顔はあまり判別できなかったのだが、キャラとして判別できたので特に問題はなかった。
あややの演技はそれなりに良かったと思うが、負の感情を表すのがまだ難しいようだ。
「戦死」という重いセリフもかなり軽く言ってしまっていて、おいおいと思ったりするような場面もあった。

そして何故か、あれ?この声聞いたことある……という人がいると思ったら横山智佐さんだった。
実はこの人、本職は声優さんだ。
それを知っている僕はあややヲタとは違った意味で危ないかもしれない……
いや、いいわけをさせてもらえば(←またかよ)、この人は僕の好きなゲーム『サクラ大戦』の中でメインキャラの声を出しているのだ。
だから知っているということにしておいてほしい。
あまりいいわけしないほうが良かったような気も……

まあそんなこんなで無事ミュージカルが終わり、僕が余韻に浸っている中、周りの方々は慌しく動きだした。
何だろうと思って見ていたら、どこからともなくサイリウム(あの光る棒)を取り出していた。
ここには売ってないので、みんな持参である。
こういう場所だからおとなしく見るんだと思ってたのに……(泣)
「みんな立つんですかね?」
僕は隣にいたA先輩に訊いたのだが、愚問だった。

あややが登場するとみんな一斉に立ち上がり口々に叫び出した。
さっきまでおとなしく見ていたのが嘘のようだ。
おまえら切り替え早すぎ……
僕もしかたなく立ち上がり手拍子などうってみたが、周りのノリについていけるはずもなかった。
席3つぶん使って踊っているヤツもいた。
おまえあやや見てねえだろ……
まあそんな感じで僕は手拍子をうつ程度だったのに、かなりの汗をかいた。
熱気がものすごいのだ。

そして僕はぐったりしながら帰路についたのだった。
も、もう行くことはないだろう……たぶん……


『青の炎』試写会

またまたA先輩に連れられて行ったお話だ。
最近A先輩と行動を共にすることがやけに多いような気がする……
ただ、今回は映画を見に行っただけなので、さほどおもしろい話ではないことを最初に言っておこう。

A先輩のあやや熱は全く冷める気配がなく、むしろさらに熱があがっているような気がする。
もはやあややが出ているものは全てチェックしなければ気がすまないのかもしれない。
というわけで、この『青の炎』もしっかりとチェックしていたというわけだ。
しかもしっかりと試写会に応募するところなんかはさすがだ。
お金のないA先輩にとってみれば、タダであややの出る映画が見られるとなれば応募しない手はないということなのだろう。
かく言う僕もタダという言葉にはめっぽう弱く、ペアでご招待ということで、誘われるがままに行ってきたのだが(笑)

しかし、この『青の炎』、あくまでメインは嵐の二宮くんである。
今まであやや関連で行ったところとは違い、男女比は2:8くらいで圧倒的に女性が多かった。
さすがはジャニーズということだろうか。
しかし、ちっちゃな女の子からかなりのお姉様まで(笑)幅広いファンの方がいるあたりは、女性アイドルのファンとそう変わりはない。

ただ、ふと疑問に思ったのは、女性の場合、どんなに男性アイドルの熱狂的なファンであってもヲタと呼ばれることはないような気がする。
どのへんが違うのか不思議といえば不思議だ。
格好か?あるいは汚らしいイメージか?
しかしA先輩もヲタとか言われてるしな〜(笑)

それはともかく、映画が始まる前に『今日はお集まりくださいまして……』みたいなアナウンスがあった。
そこで、『主演は二宮かずやと……』みたいな放送が流れた時、場内がにわかに騒がしくなった。
僕は何を騒いでいるのか全くわからず、キョトンとしていたのだが、後ろの席の女の子が「『かずなり』だよね〜」とか言っているのを聞いてようやく理解した。
原稿を読んでいるお姉さんはどうやら嵐ファンではなかったらしい(笑)
場内の声が聞こえないのか録音なのかは知らないが、お姉さんは全く動じることなく原稿を読み終え、かくして映画は始まったのである。

………………聞こえづらい(泣)

スピーカーが悪いのか何なのかわからないが、とにかく声が聞き取りづらかった。
まあ話に入り込むにつれ、気にはならなくなったが……
名前は間違えるし、音は悪いしで、試写会としては失敗なんじゃないかと思う。
誰か怒られた人がいるかもしれない。

まあストーリーとしては、僕はそこそこ楽しめた。
もともと推理小説やミステリー小説のようなものが好きだというのもあるだろう。
この話は犯人視点で描かれているので、だんだん謎が解けていくというものではなく、犯人の心の動きや、いかにして犯人が警察の目を欺くかというところがおもしろさのポイントとなる。
そういった意味で二宮くんはかなりいい演技をしていたと思う。
犯人としての心情がしっかり伝わってきた。
ただし、警察の捜査はいたって簡単なもので、犯人を徐々に追い詰めるようなおもしろさはなかった。
時間の関係で端折られてしまったのかもしれないが、そのへんが残念ではあった。

A先輩がそれほどおもしろい映画ではなかったと言っていたのも、そのへんが原因かもしれない。
まあ、ただあややの出るシーンが少なかったせいかもしれないが(笑)

結局この映画は……
二宮くんのファンは行ってみて損はないかもしれない。
あややファンは行かない方がいいかもしれない(笑)
純粋に映画を楽しみたいという人には……それほどお勧めできないというのが僕の正直な意見である。
僕のようにミステリ好きならある程度楽しめるだろうが、たぶん原作で読んだほうがおもしろいと思う。
これから見に行こうと考えていた人は参考にしてみてほしい。




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