「あれはある意味すごいな。」
「え?何のこと?」
「いや、あの女の子歩きながらパン食べてるからさ。」
「あ〜あれは見ていてあんまり気持ちのいいもんじゃないわよね。電車の中のお化粧と同じで。」
「まあそれもそうなんだけど、僕としてはなんていうか『たくましさ』みたいなものを感じるんだよね。時間を少しでも無駄にしたくないっていう感じがしてさ。」
「え〜あたしなんかはもうちょっと朝早く起きればいいのにって思うけど?」
「いや、きっと夜中までいろいろやることがあったんだよ。うんうん。」
「やけにかばうわね。ひょっとしてあの娘がちょっとかわいいからって……」
「ば、そ、そんなこと、あるわけないだろ。」
「ふ〜ん。まあでも良い子のみんなは真似しないでね。それじゃ、また明日〜(⌒∇⌒)ノフリフリ」