小説(兼日記)12月後半版
12/16 | 12/17 | 12/18 | 12/19 | 12/20 |
12/21 | 12/22 | 12/23 | 12/24 | 12/25 |
12/26 | 12/27 | 12/28 | 12/29 | 12/30 |
12/31 |
※12/13からの続きとなっていますので、読んでいない方は是非そちらのほうから読んでみてください。
咲羅のメモの内容
「まず、この問題は誰がどのレーンを走って何着だったかを考える問題だってことをしっかりと頭にいれておく。そうすると左から順に1レーン、2レーンとなってるんだから、最初にレーンを固定してしまう。」
そういって小次郎は紙にメモをとった。
レーン | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
名前 | |||||
着順 |
「うん、それで?」
「次に確実にそこに入る情報を書き込んでいく。この場合は……」
「1レーンの人は2着ってヤツね。」
レーン | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
名前 | |||||
着順 | 2 |
「そうだ。他にも書きこめる情報はないか?」
「え〜もうないんじゃない?」
「と思いがちだが、実はこの時点で3レーンのヤツが4着だってのは確定してるんだな。」
「え〜?なんで?」
「4と6の情報から、4着のヤツはひとつおいて隣のレーンに明と一郎がいることになる。」
「そうか。同じレーンに2人いるはずはないんだから、考えられるのは3レーンの人が4着で、1・5レーンが明・一郎ってことね。」
「そう、つまりパターンとして2つの可能性が出てきたってわけだ。」
「ってことは、場合わけね。」
「何か数学っぽいな。」
「数学の授業中よくでてくるんだもん。」
パターン1 | |||||
レーン | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
名前 | 明 | 一郎 | |||
着順 | 2 | 4 |
パターン2 | |||||
レーン | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
名前 | 一郎 | 明 | |||
着順 | 2 | 4 |
「このくらいまでうまっちまえばあとは機械的な作業でできるはずだ。」
「わかった。あとは自分でやってみるね。ありがとう、お父さん。」
そう言って咲羅は自分の部屋に戻っていった。
本 日 の 爆 睡 度 | ||||
長さ | 深さ | 目覚めの良さ | 早寝早起き具合 | 総合 |
B | B | B | A | B |
「なるほどね〜。」
結局はパターン2のほうを使うことになって、最終的にはこんな表が完成した。
レーン | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
名前 | 一郎 | 昇 | 剛 | 神慈 | 明 |
着順 | 2 | 5 | 4 | 1 | 3 |
「神慈は4レーンで1着か……だったら何も回りくどいいい方しなくてもいいのに……」
しかし、クラスで1番速いと思われていた昇くんが5着とは……
体調でも悪かったのかしらと邪推してしまうとともに、神慈が1着でちょっとうれしい咲羅であった。
本 日 の 爆 睡 度 | ||||
長さ | 深さ | 目覚めの良さ | 早寝早起き具合 | 総合 |
A | D | D | A | B |
「アルジャーノン、終わっちまったか…」
なかなかに感動をあたえてくれたドラマだった。
明日は『真夜中の雨』も最終回を迎える。
見続けていたドラマが終わってしまうと少し寂しくなる。
小次郎はまた次のドラマに期待しようと思った。
最近ドラマを見すぎだという噂もある小次郎であった。
本 日 の 爆 睡 度 | ||||
長さ | 深さ | 目覚めの良さ | 早寝早起き具合 | 総合 |
A | B | B | E | B |
「いや〜やっぱ織田裕二はかっこいいな……」
そうこうしてるうちに『真夜中の雨』も最終回を迎えた。
役柄とも相まって、織田裕二がとてもかっこよくみえた。
「やっぱ男は能力だな。」
自分も探偵の能力を高めて、いつか日本一と言わず、世界一の名探偵と呼ばれるようになるぞ、と思った小次郎であった。
本 日 の 爆 睡 度 | ||||
長さ | 深さ | 目覚めの良さ | 早寝早起き具合 | 総合 |
A | B | B | C | B |
「やべっ!!そろそろマジで年賀状書かねえと……」
後回し、後回しにしていたら、いつの間にやらもう20日である。
まあ宛名書き等はパソコンでやってしまうので、すぐなのだが、裏面のデザイン+コメントがなかなか大変なのである。
さすがに一言くらい手書きでコメントを入れたいのだ。
しかし、明日、あさってと競馬があったりして何かと忙しい。
何とか暇をみつけて書かねば……と思った小次郎であった。
本 日 の 爆 睡 度 | ||||
長さ | 深さ | 目覚めの良さ | 早寝早起き具合 | 総合 |
A | B | B | A | A |
「やっぱ無理か〜。」
明日の有馬記念を控え、今日は中山大障害が行われたが、やはりはずしてしまった。
まあ今回は障害戦ということで、まともな予想ができなかったうえに、みぞれなんぞが降っていたので、馬券は購入しなかった。
結果的には買わなくて良かったということになる。
なんとか明日の有馬記念、今年の締めくくりとしてバシッと当てたいところだ。
しかし、どうやら天気が悪く、予想も難しそうである。
とにかく当たってほしいと願う小次郎であった。
本 日 の 爆 睡 度 | ||||
長さ | 深さ | 目覚めの良さ | 早寝早起き具合 | 総合 |
A | B | B | B | B |
「だあ〜!!年が越せねえ〜!!」
まあそれはおおげさだが、結局有馬記念、はずしてしまったのだ。
展開予想としては間違っていなかった。
このメンバーならファインモーションがいってしまうであろうことも予想範囲内だった。
予想外だったのはタップダンスシチーの粘りとジャングルポケットの伸びなさであった。
今日の中山競馬場、追い込みがききにくい状態であったこともわかってはいたのだが……
ジャングルポケットは中山はあまりよくないこともわかっていたのだが……
ジャパンカップでなかなかいい走りをみせていたので、ついつい期待してしまったのだ。
ファインモーションも確かにすごいし、今回もあの展開で5着に粘ったのは上出来だと思う。
まあこの馬は一度負けてさらに強くなるであろう。
しかし、勝ったシンボリクリスエスも強い馬だ。
ファインモーションばかりとりあげられているが、3歳で天皇賞、有馬記念を制覇し、ジャパンカップも日本馬では最高の3着だった。
まあ来年もこの2頭の活躍が見られることだろう。
最後は当てて今年を締めくくりたかったが、またもはずしてしまった。
非常に悔しい小次郎であった。
本 日 の 爆 睡 度 | ||||
長さ | 深さ | 目覚めの良さ | 早寝早起き具合 | 総合 |
A | B | B | B | B |
「ふう〜やっと終わったぜ……」
小次郎はようやく年賀状を書き終えた。
といっても大部分はプリンターで印刷して、一言コメントをそえただけなので、たいした手間ではないのだが……
まあそれでも今年は早く書き上げたほうだ。
いつもは大抵27,8くらいまでかかり、元旦に着くのかどうか、ドキドキものなのだ。
一仕事終えて満足感にひたる小次郎であった。
本 日 の 爆 睡 度 | ||||
長さ | 深さ | 目覚めの良さ | 早寝早起き具合 | 総合 |
A | B | B | B | B |
今日小次郎はほとんど1人でワインを1本あけた。
まだまだいけるなと小次郎は思った。
イヴだとかなんだとかは小次郎には関係ないのだ。
あまり多くは語らないでおこう……
本 日 の 爆 睡 度 | ||||
長さ | 深さ | 目覚めの良さ | 早寝早起き具合 | 総合 |
A | B | B | E | B |
「メリークリスマス!!」
「はいはい。」
「何よ〜そっけないわね〜。」
「オレには関係ねえからな。」
「関係なくないわよね〜コイルくん。」
「うん。おじさん、プレゼントは?」
「あ?そのうちサンタがもってくるんじゃねえか?」
「僕プレステ2でいいよ。」
「えっと、じゃああたしは……」
夢のねえガキどもだ……
小次郎は思った。
本 日 の 爆 睡 度 | ||||
長さ | 深さ | 目覚めの良さ | 早寝早起き具合 | 総合 |
B | B | C | E | C |
「ほう、結局2011年には全てデジタル放送になるんだな。」
2003年末から徐々にデジタルに切り替えていくらしい。
ただ、見る側としては今までと大差ないのではないかと思う。
クイズ番組等に積極的に参加したいのなら話は別だが……
しかし、うまく切り替えができるのかどうかが問題であろう。
今やテレビのない家はほとんどない。
うまくいかなければ、大問題となることは間違いないはずだ。
まあまだ先のことだな……
のん気な小次郎であった。
本 日 の 爆 睡 度 | ||||
長さ | 深さ | 目覚めの良さ | 早寝早起き具合 | 総合 |
A | D | C | D | C |
京都でたてこもり事件があったようだ。
どうでもいいが、やることが中途半端だと小次郎は思った。
確かにけが人が出ることなく終わったのはいいことかもしれないが、それで、犯人の気持ちは晴れたのだろうか?
自分の気持ちが何も変わらないのであれば、ただ逮捕されただけだ。
それでは世間の人は犯人に同情すらしない。
どうせやるなら説得力のあるやりかたで、最後までやってほしい。
勘違いしないでほしいが、小次郎は犯罪を助長しているわけではない。
ただ、途中でやめる程度のことであれば、最初から多くの人に迷惑をかけるような犯罪を犯す必要などないと思っただけだ。
まあ何か事件が起こってくれないと、探偵にとっては商売あがったりだというのも事実だが……
本 日 の 爆 睡 度 | ||||
長さ | 深さ | 目覚めの良さ | 早寝早起き具合 | 総合 |
A | B | B | B | B |
「岡村はマジでダンスうまいな〜。」
小次郎は『めちゃいけ』のスペシャルを見ていたのだが、ナインティナインの岡村さんがスマップコンサートで踊っていたのだ。
以前も何度か踊っているところをみたことがあるのだが、本当にうまい。
素直にかっこいいと思う。
まさに『めちゃめちゃいけてる』と思った小次郎であった。
本 日 の 爆 睡 度 | ||||
長さ | 深さ | 目覚めの良さ | 早寝早起き具合 | 総合 |
C | B | B | E | C |
小次郎は今日ドライヤーを購入した。
基本的に小次郎は自然乾燥派だったので、今まで必要なかったのだ。
しかし、比較的遅く風呂に入る小次郎は、朝早く起きようとすると、どうしても早く髪をかわかさなかればならない。
濡れたままで眠るのは髪に悪いうえに、朝寝癖がひどくなる。
というわけで、しかたなく購入したのだ。
「最近はいいやつでてるんだな……」
最近ではマイナスイオンがでるやつも出ている。
しかし、どれほどいいのか小次郎にはよくわからなかったし、なにより値段が倍ほども違うので、結局安物を購入した小次郎であった。
本 日 の 爆 睡 度 | ||||
長さ | 深さ | 目覚めの良さ | 早寝早起き具合 | 総合 |
A | B | B | D | B |
「またちょっと風邪気味だな……」
小次郎にとっては、唇がはれぼったい感じがすると風邪の初期症状なのだ。
今年も終わるというのに、ひどくなっては大変だ。
今日は風邪薬を飲んで寝ようと思った小次郎であった。
本 日 の 爆 睡 度 | ||||
長さ | 深さ | 目覚めの良さ | 早寝早起き具合 | 総合 |
B | B | A | E | B |
「あ〜しまった、ビデオ返すの忘れてた!!」
小次郎は今日返却のレンタルビデオがあるのを忘れていたのだ。
しかも思い出したのは年が変わって、朝の1時過ぎ。
今年もあわただしくなりそうだ……
小次郎は酔っていたが、自転車をこいでビデオ屋へと向かったのだった。
本 日 の 爆 睡 度 | ||||
長さ | 深さ | 目覚めの良さ | 早寝早起き具合 | 総合 |
C | B | B | D | C |